社長の想いブログ

必要最小限の建物の大きさについて

2007年11月3日 

ホームページ本文で、「必要最小限の建物の大きさから初めましょう」を、少し具体的に記述してみます。

 

●本文でも述べましたが、最小限の大きさの住宅に住んでください。と言うのではありま
 せん。

目的・主旨は、住宅の設計を合理的・単純化・わかり易くして行こうと言うものです。
 初めから全ての要素を設計にいれてしまった場合、予算的にキリがありません。
 そこから、何を残し・何を削るか、二つに一つであればできないこともありませんが、
 検討を要する項目は山とあります。
 パニックにならない方が不思議です。


逆の発想がその助けになります。
 必要最小限の大きさで、普通仕様から出発すれば予算は余ります

 

 ◎余った予算を
  *建物の大きさのために使うのか、
  *屋根・壁・内装などの素材を変えるのか、
  *快適生活(普通サッシを高性能サッシ・内断熱を外断熱・ソーラーシステム採用)
   のために使うのか、
  *キッチン・浴槽・洗面・トイレなどの設備品をリッチな物に変えていくのか、
  *この際、門・塀・カーポートのことも考えようか・・・



 最小限の建物の大きさ・ごく普通仕様での予算から、必要な物を、その都度予算を聞き
 ながら、つけ加えていくのです。

 パニックから解放され、楽に予算の範囲で、理想の我家に近づくことになります。

 

 

次回は家族数における各々の必要最小限の間取り・平面図をプランニングしてみます。