社長の想いブログ

土地が先か:住宅設計が先か

2007年8月30日 

<土地の取得が先か、住宅設計が先か>

ホームページの本文で、皆様にとって一番分かりづらかったのではないでしょうか。

 

誰でも、住みたい場所住みたい区域住みたい学区があります。
とても強い想いです。
よく分かります・・・・・それを変えましょう。と言うのではありません。


我家を建てようかと住宅展示場を見て回り、機が熟し、いい土地があれば・・・
となりますが、イメージに合った土地はなかなかでてきません。



これはと思う土地がでれば、住宅会社の営業マンに相談をすることになりますが、
営業マンにとっては渡りに船、土地の区画に合った設計を何回か提案する・・・・・

良いと思った土地が、売れてしまっては困るので、とりあえず充分な住宅の検討ができないまま、土地の契約を先にする・・・

 

 

「自分の家を三軒建てないと、納得できる住宅はできないよ・・・ 」といいます。
確かに住んでみないとわからないことが多いからですが、それだけではありません。


我家の本当に充分な検討ができていない・検討をしていないからではないでしょうか。

 

<それでは、住宅設計を先にしておく・・・>
まさか どんな区画の、どんな土地に建築するかわからないのに間取りを考える。
とてもそんな気持ちになれないよ・・・
当然だとおもいます。それでもそうしていただきたいのです。

 


住宅にはいろんな要素があります。
我家に何を求めるのか、大変多様化しています。
夫婦でも我家に求めているものが異なります。
住宅の設計は、各々個々が求めている表に出ない潜在的な要素が、表にでてきます。
夢・希望・期待・やすらぎ・生活・教育・成長・現実・・・・・全てを設計に組み込む必要があります。
いろんな要素の組み合わせと、その妥協点は・・・・・

ご自分が住む家です。これからずうっと・・・

 

設計者は住む方の潜在的な要素を、引き出し、それを形にすることしかできません。
住む方が、ご自分をそして家族を見つめ直すことに、限りはありません。
但し予算には限りがあります。

 


土地を契約してしまった後では、全て建物で、予算を調整せざるを得ません・・・・・
予算が残りこれだけだから・土地の形は変えられないから、建物はやむを得ずこのようにと、ならざるを得ません。
そのようにならないためにも生活の全てである住宅を、ゆっくりと自分のペースで
しっかりイメージしていただきたいと思います。

 


当社ホームページ本文中<土地取得のポイント><賢い建築依頼の手順>を再度
お読みいただけないでしょうか。
このような土地が有ればあればというイメージが、変わるかもしれません。
割安な土地が最適な土地に、変わるかもしれません。


(検討のための住宅は当社がお手伝いします。だからといって当社で建築しなくてもかまいません。)

 

   ご意見ご相談は当社専用アドレスへお願いします。