社長の想いブログ

簡易計算システムの概念

2007年8月28日 

仕様・部材が同じで、建物が大きくなると基礎・屋根・壁・木材・工賃等は、
建物の大きさに比例して費用がかかります。

 

一方、建物を大きくしても地鎮祭・棟上用機材運送賃など、
一棟を建てるための共通経費、及びキッチン・風呂・洗面所・トイレなどの設備品に要する費用が、増えるわけでもありません。

 

そう考えると、建物の総額を計算する坪単価は
建物が大きくなればなるほど、安くなるはずです。
何事でも課題があればそこに研究・解決のための工夫が生まれます。


そうして出来上がったのが「建物価格簡易計算システム」です。

 

 

建物の、躯体の価格を決める要素は、躯体の工法・断熱方法・屋根材・壁財・
サッシ及びガラスの種類・内装材などにより定まります。

 

お施主に、予め上記のことを確認した上で、
当社は一棟全体の見積額をご提示するときに、提案後の住宅に対して、大きさの変更に伴なう坪単価をお知らせできることになりました。


当然、全体の坪単価よりは遥かに安い価格になります

 

 

本来なら、建物の大きさの変更に伴なう価格は、細かい積算をしないとでてきません。


<システム その1>
当社の「建物価格簡易計算システム」では、建物の大きさの変更に伴なう
建物の大きさだけに要する割安な価格が、業者に聞くこともなくわかるので、
その後発生する設備品の変更・どの設備をどのようにご自分の予算のなかで変更できるのか・
仕上げられるのか、 やって見るとそのよさがわかるシステムです。

 

<システム その2>
数多い住宅ショウルームの、どこの商品でも、
ご自分が気に入った商品に変更したいとき、やはり業者に聞くこともなく
変更をしたときの価格が、その場でわかるシステムです。

天井知らずの予算をお持ちの方は別ですが、設備品の数は限りなくあります。
建具だけでも各部屋・リビング・洗面所・トイレなど10枚位ありますが、
使用目的に合わせて選びたいものです。


当社のシステムで、その場その場でどこを何に変えたらいくらになるか
メモをしていきさえすれば、家に帰った後、建物の大きさの変更と合わせて
予算を考えながらゆっくり、優先順位をつけてお考えいただけます。

 

私の<悲話>から生まれたこのシステムですが、
当社で建築されたホームページ上の、お施主様の声ではこのシステムのよさについて、記述がありません。
少し寂しい気もしますが、お施主様には、当然だ、ごく自然だった、と思っていただけたのではないでしょうか・・・・・

 

ご意見は当社専用アドレスへお願いします。